作家。
母が「あの道具どこ行ったんだろ」「金具もネルも見つからない」「何でもかんでも忘れてしまう」と愚痴りながら、それでも小さな作品を一所懸命に作っています。
元々せっかちな性格ではあるのですが、作品展を控えているわけでも注文を受けているわけでもないのに、作品づくりのお手伝いをして下さっていた友人に来てもらって、足りない材料を送って欲しいと頼んでいました。切羽詰まった感じで。
92歳になっても、酸素チューブをつけて生活していても、もう個展はしない、と言っていても、やはり母は作家なのだとつくづく感じます。
創らずにはいられないという、突き動かされるような想いが母の中には消えずにあるようです。
「作家」というのはオファーが来たから作るのではなく、元来そうあるべきなのかも知れません。
袋物と音楽。
ジャンルは違いますが、同じ創作者の端くれとして、娘として、できるだけ長く母が作家でいられるようにサポートしてあげられたらと思っています。
さて、これから明日の準備です。
明日は母の訪問看護もあるのでその用意もしてから出かけないといけないのです。
今夜のうちになるべくいろいろ済ませておこうっと。
明日はスマホから投稿する予定。
できるかな?笑