母の洋服。
飛鳥の旅から帰ってきたら、母の顔にアレルギー性の湿疹が出ていました。
「おかえりーっ」と手を振って元気に出迎えてくれたのでそんなに体調はひどくはないようでしたが、咳がいつもより出ていたとのこと。少し風邪気味だったかもしれません。
姉の京子DXがしっかり食事や薬の管理やら運動やら、私が留守の間、仕事を休んで母の面倒を見てくれていたので大事に至らなくて良かったです。
92歳と言う高齢に加えて肺に疾患のある母なので、これからの季節は気温だけでなく湿度にも気をつけてあげないと。
でも、食欲はしっかりあるので、大丈夫。
先週の土曜日、デイサービスの「ビストロでランチ」という企画に参加するという母のために念入りにヘアメイクを施し、美婆にして送り出したのですが、出かけてすぐに母から「ごめんなさい。今日じゃなくて来週だった」という内容のLINEが来たのでした。
せっかく春の作品展の時に着たお気に入りの衣装に身を包んで颯爽と出かけたのに。
明日はいよいよ「ビストロでランチ」の日なのですが、問題がひとつ。
「みーちゃん(私のことをそう呼びます)何着て行ったらいい?」と困った顔で言うのです。
湿疹はだんだん薄くなっているのでメイクでなんとかなるにしても、また先週の服を着るわけにもいかんだろうし、と、時々母の洋服を調達する近所の洋品店に行って来ました。
いいのがなくてがっかりさせてもいけないので黙って私1人で偵察に行って、肌触りがいい、材質の良さそうなシックなグレイの服を見つけたので購入してきました。お値段もリーズナブルだったし。
いつ買ってきてくれたのー、いいのにー、と驚きながらも嬉しそうな母でした。
コーディネートを一緒にいろいろ考えていたら母の気分がどんどん上がっていくのがわかりました。良かった良かった。
今夜は礼ちゃんも母も大好きな牡蠣フライにします。
キャベツだくで。