私は動いています。
ブログのコメント、Twitterのリプ、LINE、メールなど、いろいろな方から温かい励ましを頂いています。本当にありがたいです。
友人の中には母と交流のあった人も多く、「悲しい」「また会いたかった」「強い人でしたね」「素敵な方でした」と母の死を悼んで下さる内容のものが直接、あるいは礼ちゃんを通して届いています。
ふっと時間が止まったような感覚になったりもしますが、私は動いています。
立ち止まったりもしますが、ゆっくりだけど動いているので大丈夫です。
朝はいつも母にしていたように笑顔で遺影に「おはよう」と呼びかけています。
涙は瞳の裏側まではすぐにやってくるのですが、今のところ聞き分けよくしています。
今回、これまでで一番泣いたのは神埼町でのライブの時。ダントツで。
ライブの始まる数分前に母の心肺停止の報告を受けてステージに臨んだので、寝不足だったことに加えて、音楽に集中しようと思えば思うほどエモーショナルな感覚が溢れて来て、プロとしてはいかんことだとは思うのですが、最後に歌った「オリビア」の時にはどうしても涙を止めることができず、会場の皆さんが声にならない私と一緒に歌ってくださいました。
あの日の礼ちゃんの演奏も最高でした。
母はあの会場にきっといたと思います。
私があんなに大泣きして歌ったのを見たことがないからきっと驚いたと思います。
これからもライブで歌うたび、いろんな歌たちが少し違った色合いになるかも知れませんが、そうやってまた「歌」に物語が増えていくのかなとも思います。
今日も片付けています。
3月3日のライブのために爪にヤスリをかけました。